「人喰いの大鷲トリコ」実況視聴感想
どうも。お久しぶりです。
FF7のクリア報告してから、また化石にしていましたね。
別に特筆すべきことは特にないんですが、強いて言うなら
FF13を全クリしました。
FF13を全クリしました。
それは置いといて。
今回は「人喰いの大鷲トリコ」というゲーム
の実況動画を見た感想をつらつらと書きたいと思います。
普段はTwitterで済ましていたんですけど、たった今、エンディングを見終えてですね、ちょっと長文で一気に吐き出さないと無理、という結論に至りました。
一気に長文で書くために、今抱えているものが消えないうちに吐き出したいがために、いつも携帯で更新していますが、今回初、PCから更新しています。こっちの方が早いんだなタイピングだし。とにかく心に積もっちゃった気持ちを吐き出すので、意味わからん文章でも許してちょ。
さて、私が見てきた実況動画はこちら
【三人称】鉄塔と人喰いの大鷲トリコ #1【実況】 - YouTube
三人称という実況グループの鉄塔さんがプレイするシリーズになります。
1動画だいたい30分超え、計17動画でした。長かった・・・。
さて、ここから感想をつらつら吐き出していくので、いつものことながらネタバレがある。もうブログではネタバレ全開で言わせてくれ。Twitterではこれでも気にしてるんだ、言わせてくれ頼むから。
まず、プレイヤーが操作する少年が、見知らぬ洞窟で目覚めます。そこには自分以外に「トリコ」と呼ばれる大鷲が鎖につながれて横たわっていました。ここから物語が始まります。トリコは身体に槍が刺さっててめっちゃ怪我とかしているんですが、少年が近づくと威嚇してくるんですね。まぁ人喰い言われるくらいだから、人間と友好的ではないんでしょうね。やばいまた泣きそう。
少年は消耗したトリコの為に食料を近くで調達します。
樽を。
いやほんとにあるんすよ、なんかちょっぴり光る樽。それ食べるとね・・・トリコは元気になるんすよ。いや私もびっくりしたって。どっちかっていうと樽食べたら破片とか胃の中で暴れるんやないかって思うでしょ?元気にボリボリ食べてましたわ。
さて、そんなこんなで槍を引き抜いてあげたり、鎖を外してあげたりして、トリコと少年は一緒に洞窟の外へ向かいます、と。そこから話が始まっていくんですね。
最初はできることが少なくて、トリコの身体に勝手によじ登って高所を探索したりとかだったんですが、物語を進めるにつれてできることが増えていくんです。
例えば、トリコを撫でてあげたり。例えば、トリコに指示を出したり。ちょっとずつできることが増えていくんです。もうその段階でよくないですか?少しずつ信頼関係がうまれていったんでしょうね。
さらに進めると、ちょっとした敵が登場するんですが、その敵はトリコを攻撃したり、少年を連れ去ろうとするんですよね。で、少年が捕まるとトリコが突進してきて助けてくれるんです。もう最高じゃないですか?
そしてそして、順々に探索を進めていきます。
どうやら少年とトリコがいた場所は大鷲たちの住む谷?だったようです。そして、この辺私の理解が追いついていないのですが、何かしらの物が大鷲たち、少年と行動するトリコ以外にも大鷲がいるんですが、大鷲たちを操っていた?んですね。そして、その大鷲たちに命令して、人間を集め、兵士を作り上げていた、と。おそらく。
途中流し見していた部分もあるのでわからない部分も多いのでまた集中して見返していきたいと思います。
で、ですね、途中私がとっても昂ったシーンがありまして。
A地点からB地点へ行くまでの橋が崩れ落ちていて、少年はA地点、トリコはB地点にいる状態で、トリコが少年に向かって吠えるんですね。そして、少年がA地点から飛んで・・・Bに届かず落ちる―――って時に、トリコがすんでのところで少年をくわえてキャッチするんです。もうこれは昂りましたね。素晴らしい。
その後もトリコがキャッチしてくれるシーンが多々ありまして。
最初は、猫みたいでトリコ可愛い~って感じだったんですが、進むにつれて、愛おしさがどんどんあふれてきました。少年の為に、槍に刺されていることも気にせず敵をなぎ倒したり、少年の為に、敵対してきた大鷲と対峙したり、大けがをしているのに少年のために崖にしがみついて少年を助けようとしたり。とにかく少年を大切にしていたんですよね。もちろん少年もトリコを助けようと行動して。
途中、アクシデントがあって離れ離れになってしまったことがあったんですけど、少年がトリコの名前を呼び続けて、トリコが岩を砕いて迎えにくるシーンもありました。その時点でちょっと涙腺にきましたね。頭を抱えました。
いつからかはわかりませんが、恐らく、大鷲たちが操られる以前から人間と大鷲の関係って友好的ではなかったと思うんですよね。トリコたちは人間の何倍も大きい生き物で、空も飛べて、不思議な力もあって、人間はすぐに踏みつぶされてしまう弱い生き物だから、そりゃ恐怖しますよね。だから大鷲が村に来れば命を守るため撃退しようとするでしょう。そうなれば大鷲も危険視する。たぶん、どうしても相容れることはできなかったんですよね。
そんな関係の2種族が、危険を冒してまで相手を助けようとする、信頼関係を築いていけたんですよね。また泣きそうになってきた(二回目)
トリコが可愛いし、愛おしいし、撫でたいしで途中何度も「なぜ私はPS4を持っていないのか」と憤慨しました。まぁテレビもないんですけど。
さて、ここからが本題。エンディングへの感想になります。もう何もネタバレとか気にしないからな。気を付けるんだぞ。
ラストバトル?といっていいのか、大鷲の谷にある塔のてっぺん、そこに恐らく大鷲たちを操っていたであろう物体があります。それを破壊しようとしたところで、大鷲たちが大量に塔に集まってきます。どうやら、その塔にある機械に人間を入れることで、報酬として樽をもらっていたようです。ええ・・・そういう・・・。
そして大鷲に気付かれた少年は、吹き飛ばされます。それを見たトリコは怒り少年を守ろうとしますが、多勢に無勢、大鷲たちに囲まれて痛めつけられるだけになりました。そこで少年の出番ですよね。大鷲たちを操っているであろうものを破壊します。すると大鷲たちが攻撃をやめ・・・
まってなんでお前たち墜落してるし塔から飛び降りてんの待って、お前らは死んじゃだめだよ、お前たちがいなくなったらトリコがひとりぼっちになるだろ!!!!!!!
あれなんでなんだろうなぁ・・・。もう大鷲たちは限界だったのかな。限界を超えて動き続けていたから、もう生命力がなくなっていた・・・?のかな?ちょっとわかんないですけど。
さて、大鷲たちがいなくなり、塔が崩壊の危機に陥ります。少年は物体破壊の際に気絶しちゃってます。このままでは塔と共に死んでしまう。
そこで
トリコーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
トリコが少年をくわえて、塔から飛び立ちます。
だめだよ、トリコ無理しちゃだめだよ。君しっぽ食いちぎられて、しかも喉元とかめっちゃ噛みつかれててもうリンチされてたやん限界超えてるでしょ、もう僕のことはいいから無理しないでーーーー!!!!!!!!!!!
という気持ち。
でもトリコは飛び立って安全なところへ行きます。そこで一回少年を地面に置いて、様子を見ますが、少年は起きません。もうこの段階で
早く起きろよ!このまま二人で一緒に穏やかに暮らそうよ頼むから目を覚ましてくれよ!!!!!!!
と思ってましたが、少年目覚めず。トリコは少年を口の中に入れて飛び立ちます。この時、トリコの身体の羽とかボロボロ落ちてて限界をとうの昔に超えているって様子がうかがえるんですよね。泣ける。
トリコが向かった先は、少年の住んでいた村。ほぼ墜落の形で広場に落ちます。もちろん村人たちは恐れおののき、武器をもってトリコを囲みます。そしてトリコは少年を吐き出して、村人たちの方に押し出し、差し出された村人が少年を抱きかかえます。あぁもう涙が止まんねぇや。それでも武器を離さない村人たち。吠えて威嚇するトリコ。
もうやめてよトリコを傷つけないでよぉ!!!!!!!(号泣)
その時に少年が、かろうじて意識を取り戻しますが、ほぼ話せない、動けない状態。で、このゲーム、ちょいちょいナレーションが入るんですね、大人になった少年が昔話をしているような感じで。そして、ここでもナレーションが入りました。
「どうすることもできず私は
大鷲にここから立ち去るように
指示をするしかなかったのだ」
トリコは一瞬少年を見て(たぶん)飛び去りました。
「あの様子では
もう長くはないだろう」
うわあああああああああああああああああああああん(大号泣)
いやぁ・・・ほんと・・・もう・・・。終わり方、しんどすぎる。せっかく泣き止んでブログ書き始めたのにまた涙がでてきたわほんま。
ハッピーエンドではなかった。でもこれはハッピーエンドにはならないと思うんですよね。あの一瞬の村のシーンで「そうか大鷲はいい奴だったんだ!」とはなりませんよね。都合がよすぎる。どんだけハッピーな頭してるんだ、となりそう。
だって言葉なんてわかんないんですよ。どうしてトリコの口から少年がでてきたのかなんて村人にはわかんないんです。たまたま、飲み込む前に怪我しちゃって吐き出しちゃったなんて可能性もある。だから人間にはわからないんですよね。この二人がどれだけお互いを大切にしてきたかなんて。どれだけトリコが少年を助けようと無茶をしてくれたか、少年がトリコに優しくしてきたか、この一番大切な部分はトリコと少年にしかわかんないんです。
実況していた方も言っていましたが、相容れない存在同士、やっぱり根本的には相容れない、もしくは相容れなくなってしまったものだから。種族の話になってしまうと、とても難しい。ただ、トリコと少年のように、個人、一人と一匹で本質を知ることができれば・・・というお話をしておりました。
実況してる方が小説も書いている方だからか、エンドロール中に言っていた言葉がまた胸に刺さりましたね。よかったら最終パートを見てみるといいんじゃないでしょうか。
私がプレイしたわけじゃないけど、ここまで泣いてしまったということは、おそらく自分でプレイしていたらもっとやばかったと思います。本当に自分がトリコを旅をしているような、多分やればやるほど感情移入してしまうゲームだと思いますから。
でもやりてぇよぉ!!!!!!私もトリコを撫でたい!!!!!!!!!
とにもかくにも「人喰いの大鷲トリコ」実況動画をすべて見終えました。割と涙もろいので、先日も「ぼくのなつやすみ1」の実況動画を見てラストで泣いたのですが、ここまでではなかった。トリコに関しては声をあげてボロボロ泣いたし、しばらく涙が止まらなかった。というか今も止まってない。やばくね?大作じゃんこれ。これ絶対泣くべ。涙もろくなくても涙腺に確実にくるってまじで(ごり押し)
以上、感想でした。
泣きすぎて頭もお腹も痛いし、もう心がすごく切ないです。見てよかった。
ちなみにエピローグ?最後の最後に、少年が最初に目覚めた洞窟で、トリコともう一匹の大鷲が映りました。もしかすると、またこの谷で、大人になった少年とトリコは出会うことがあるのかもしれませんね。