iOSアプリ「終わらない夕暮れに消えた君」
どうも。
今日はこちら↓
SYUPRO-DXさんの「終わらない夕暮れに消えた君」というアプリゲームをプレイしました。
ビジュアル的には見ての通りドットですね。
こんな感じで。
さて、物語の導入ですが
東京からかなり離れた孤島、そこには村?があるのですが、主人公はそこで生まれ育ちます。
この村ですが、「夕凪様」という神様を祀っている村で、「悪いことをすると夕凪様に連れていかれる」という言い伝えがあります。
年に1度のお祭りでは、外から観光客も来るようで、毎年「巫女」を若い女性の中から選んでいるそうです。
昔は「人身御供」として、言葉の通り神様に捧げていましたが、現代ではとにかく可愛い子を選出し「アイドル」として、観光客の呼び込みをしているんだとか。
さて主人公が7歳の時、事件が起こります。友人と主人公含む8名は、お祭りの日、隠れんぼをしていました。鬼は主人公だったのですが、いくら探せども一人だけ見つかりません。この見つからなかった少年は「イヅル」くんです。
子供たちは一旦帰宅しますが、何日たってもイヅルは帰ってきません。大人達が捜索するも進展なし。海の中まで探しましたが、遺体すら見つからない。そのまま10年の月日が流れていきました。
さて、主人公シュウヤは、目を覚まします。10年前、イヅルがいなくなった日の夢を見て。
その日は10年前と同じお祭りの日。イヅルを除く友人達と、小学校に埋めたタイムカプセルを掘り起こそうと計画していました。
が。
タイムカプセルは埋めたはずの場所になく、代わりに箱が出てきました。箱の中には手紙。
「10年前の続きをしよう」
ヒュウ!!!!(歓喜)
イヅルはシュウヤの1番の親友でした。シュウヤはイヅルが今も生きている可能性を見出し、祭りの中をひたすらに探し続けます。果たしてイヅルは生きているのか...!誰が手紙を埋めたのか...!
とまぁ、こんな感じです。
じゃあ、ここからネタバレしていきますね。
色々な人の話をすり合わせて、イヅルは立ち入り禁止の祠に入ったのでは?という結論に至ります。そして祠の最奥へ。そこで色々と調べていくと...空間が歪んで吸い込まれていきます。
よくありそうな流れになってきました。
そのまま、シュウヤは村の岬に飛ばされます。そこには10年前の友人の姿。とにかくその事実を確認して、シュウヤはすぐ戻るんですけど、そこから推理が始まります。
といってもとてもシンプルなので、悩むことは何もありませんでした。サブクエのなぞなぞの方が私は頭を悩ませたよ...。
つまり、祠の最奥では過去へ行くことができる。そしてその時間設定はその時持っていたものに引き寄せられる。
ここまで来るとシンプルでしたね。
イヅルは、隠れんぼの最中にこの祠の最奥に来て、何らかの理由で、過去に飛ばされた。当時でいうと9年前に飛ばされた...。
つまり、イヅルは今もこの村で「イヅルではない誰か」として暮らしている、わけです。
そしてシュウヤは見つけます。幼い頃から自分たちの傍にいつもいてくれた、神社に住むヘイキチお兄さんを。
そのあと、ヘイキチと少し話して、イヅルは戻ってこないけど、ヘイキチとしてお前達のそばにいるぞという流れでエンディング。
ただ、私がクリアしていないサブクエがあったので、最初からしようとクリアデータをロードしました。
なんと一周目とは違いました。
シュウヤにはヘイキチと話した記憶、イヅル=ヘイキチという記憶が引き継がれていました。
ヘイキチが自分だけで過去に戻り、祠に入ろうとするイヅルを止めたい気持ちがあったということもシュウヤは記憶にありました。
シュウヤは動きます。もちろんヘイキチは記憶が継がれていませんから、突然のシュウヤの話に驚きますが、シュウヤとヘイキチで過去に行くことを決めます。
すったもんだありまして、イヅルの祠侵入を止めることに成功。そのまま気を失ってしまいます。
目が覚めるとそこは自室。シュウヤは3回目のお祭り当日を迎えます。
ヘイキチはどこにもいません。
その代わりに、イヅルが自分たちと同じ歳の姿でいました。
そのあとエンディングです。
さて、感想ですが、お話の流れとしては、物珍しい展開というわけでもなかったように感じます。閉鎖された村、祀られる神、立ち入り禁止の祠、言い伝え、消えた子供...まぁまぁよくあるという感じ。
ただ、私としては、神隠しにあったというホラー展開を予想していたので、まさかタイムトラベル系とは思いませんでした。
設定としても目を引くものは...うーん、サブクエストの存在ですかね。簡単でしたけど、サブクエストの方が本編より難しいものもありました...個人的には。
物語の展開ですが、イヅル=ヘイキチは結構胸熱でしたね。シュウヤがイヅルとの事でヘイキチに相談するんですが、その時のやり取りなどが一層素敵に思えました。
後はあれ、ヘイキチとして暮らし始めてしばらくして、イヅルが産まれたシーン。
あれは胸が痛かった。ヘイキチが存在している事で、イヅルはどうなるのかって思ってましたけど、普通に産まれてきました。
その時はまだ、イヅルとしての自分の存在を消したくない気持ちもあったようですが、流石にイヅルが産まれてしまうとそうもいきませんからね...。
終盤は普通に泣きました。ヘイキチの葛藤やシュウヤのどちらも大切に思う気持ちにポロリと。
ありがちなストーリー展開という印象もありますが、3回もお祭りの日を迎えたのはよかったですね。そういうの好き。
あと、閉鎖的な村、お祭りの日に事件...これは、これはもう...
ひぐらしを思いだしちゃうじゃないか...!
なんかね、ノルマとしてねひぐらしの宣伝をね、しなければという使命感があるのでね。
早く見てよ
ちょっと長くなりましたが、そんな感じです。お粗末さまでした。