第二章 アリーナ その2
ネタバレ注意⚠︎︎
さてさて、1つめの村の事件を解決したアリーナ一行は、武術大会の開催される国を目指します。
ところが道中、村に立ち寄ると、何やら騒がしく村人たちが宿屋の前に集まっていました。
何事かと話を聞いてみると...
姫はワイだが????
何だか従者も二人従えているらしく、完全完璧に私ことアリーナの偽物です。許せませんわ〜!と憤っていると、突然宿屋が襲撃され姫(偽)が攫われてしまいます。
目の前で見てましたけど、手も足も出しませんでした。怖くって...えへへ。
正直、姫のフリをしているのだから、多少の危険は承知の上だろうし、自業自得だしで助けたくはなかったんですけど、近くの洞窟の奥にある黄金の腕輪と交換で姫(偽)を解放してくれるそう。
仕方なく洞窟へ行ってみると、まぁ敵が強い。
やっぱりうちらって弱くない...?と落胆しつつとにかくレベル上げをし、お金を稼ぎ武器防具をなんとか揃え、いざリベンジ。RPGやってるって感じだ...!
楽勝でした。てかボスもいないしクッソ短いダンジョンだった。何だったん?
さて、黄金の腕輪を手に入れたので、夜を待ち、襲撃犯たちの指定通り墓地へ向かいます。ここでバトルか?と思いきや、黄金の腕輪を渡したら普通に姫(偽)返してくれたし、普通に帰って行った。
姫(偽)は劇団員だったみたい。姫のフリしたらチヤホヤされて調子乗ったんだって。許さん。
ちなみに去り際に「本当のお姫様」と言われたのでバレてたみたい。中々やるやんけ。
とまぁ2つ目の事件も解決に導いたので、そろそろアリーナ編終わりかな〜と思いつつ進むと砂漠のバザーへ。そこにいた兵士に呼び止められると、どうやら父上が大変!との事。
え〜〜〜〜〜〜〜...?ほんとぉ〜...??幽閉しようとしてな〜〜〜〜〜い...??
とは思いましたが、ノコノコ帰り父上に話しかけると見つめられた。
いや、キモ...と思いつつ大臣に話を聞くと、突然喋れなくなったんだとか。こういった話は裏庭のおじいちゃまが詳しいとのことで話を聞きに。
おじいちゃまは「もうこの国は終わりじゃあ〜!」とパニックになりつつ、どこぞの詩人が美しい声を持ってるからその人に聞けばわかるのではないか、その詩人に聞けば解決するのでは、と。
話すことができればいいので、美声は要らないのですが...
その詩人を見つけ出したところ、ナントカの蜜を砂漠のバザーで買い、飲んでみたところ、今のような美声を手に入れたのだと申しております。
話すことができればいいので、美声は要らないのですが...
たらい回しクソ野郎〜と思いつつ砂漠のバザーに行くと、もう今はないとの事。どんだけ私の事たらい回しにすんの?こちとら姫ぞ?ぞ???と思っていると、近くにある塔の最上階に、たまにエルフが現れ、エルフが薬を持ってるらしい。
んも〜〜〜〜〜〜〜、早く言ってよそれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
行くけどさ〜〜〜〜〜〜〜...
ねえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
うちの城近いんだけど〜〜〜〜〜??
城の兵士派遣しろ〜〜〜〜???
いそいそと城のてっぺんに行くとエルフが花畑でキャッキャウフフしてた。わざわざここで遊ぶ必要があるかは分からない。
私たちを見つけるやいなや「やべっ!」ととっとこ逃げました。やばい薬を落とした!といいつつも、そんなもんいらねえ!って逃げていった。人間の方がやばいらしい。なんか捕らえようとしている輩がいるからかな。
そんなこんなでお薬ゲットしたけども...
これで王様が喋れるようになって、めでたしめでたし、チャンチャン!かな?
.............あれ????
つ、つづくんだぁ...